ここだけの話ですが、2020年の夏から4ヶ月ほど転職活動してました。もちろん今の会社には「辞めます」とは言ってません。
コロナ禍に転職活動なんて、「なんか嫌なことでもあったのか?」と言われそうですが、特に直近で嫌なことや辛かったことがあるわけではなく
実は1年くらい前から、「転職してみようかな」と考えるようになりました。
特にこれといったやりたい事があるわけではありませんが、自分自身の成長に限界を感じてきたというのが本音。よくあるキャリアのモヤモヤですね。
毎日、勉強してインプット・アウトプットもしてるし、本業での営業成績も好調(前年比118%)なので、まったく成長していないというわけでもないのですが、自分のキャリアに対して言葉にはできないモヤモヤがありました。
こういう時は、自分の環境を変えてみるのが一番手っとり早い方法なのかも。と思い、転職活動を始めることにしました。
これから話す内容は、「今の仕事やめようかな…。」と、思い悩んでいる人にとっては、参考になる内容かもしれません。
最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。
キャリアや仕事に悩んでいない方はここから先は読まないでください。
気軽な気持ちで転職活動を始めた
深刻に思い悩んでいるように見えたかもしれませんが、内心は気軽な気持ちで転職活動を始めました。
今回の転職活動の目的は2つ。
- 自分の市場価値を知ること
- 自分の狭くなった視野を広げること
完全に転職することを前提とした活動ではなく、自分自身を知ること、そして自分の狭くなっている視野を広げる為に、転職活動を利用したというのが本音です。
長年同じような環境にいると、視野が狭くなるので、一旦正常に戻したかった。
もちろん、全く転職する気がないという訳ではなく、自分が「ここで働いてみたい」と思える会社があったら、本気で転職することも考えてトライしました。だいぶ本気です。
転職活動ってやる事が多い
思い知ったのは、転職活動ってかなりのエネルギーを消費するなぁということ。
なんといっても、久しぶりの転職活動ですから。まず取り組んだことは定番のコレ。
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 転職サイトへの登録
- 転職エージェントへの登録・面談
これらは転職するなら必ずやっておかなくてはならないことですが、これだけでも、かなりの時間をとられました。転職活動ってやっぱり大変だなと痛感しました。
履歴書・職務経歴書の作成
まず、履歴書は昔のデータが残っていなかったので、一から作ることに。「CAREER INDEX」というサイトが非常に便利でした。
CAREER INDEXはいわゆる「転職サイトのまとめサイト」的なサービスで、登録すると色んな転職サービスと紐付けしてくれるのですが
サイトのプロフィールを更新するだけで、履歴書・職務経歴書としてデータをダウンロードできるんです。
写真も掲載できるので、ダウンロードしたデータをプリントアウトすれば面接用の履歴書・職務経歴書としても使う事ができます。
転職サイトへの登録
その昔、登録していた転職サイトに再びログインして、プロフィールを更新する作業から始めました。
僕が使っていた転職サイトは以下の通り。
転職エージェントへの登録
転職エージェントには3社登録をして、実際にキャリア面談をして頂きました。
実際に面談して頂いた内容をこちらの記事でまとめています。
転職エージェントだとキャリアの悩みは解決しない
転職エージェントのキャリア面談を受けてみた感想ですが、僕は人材業界で働いていますし、求職者の面談を何百回と経験してきた立場だからわかってはいましたが、転職エージェントへの相談では、キャリアのモヤモヤ問題は解決しないんですよね。
僕の場合、今の会社がイヤでどうしても転職したいという理由ではないし、「ちょっと今の自分に不満があって、自分を変えていく為に転職したいんですよね」と言った感じなので、具体的にアドバイスをしてくれるエージェントはいませんでした。
やっぱり、転職エージェントは「仕事の紹介屋」なんだなぁと再認識しました。
ただ、他業界のことも色々と教えてくれたし、リクルートエージェントさん・パソナキャリアさんは、毎日たくさんの求人を送り続けてくれています。
JACリクルートメントさんは初回面談以降、ほぼ連絡がないなぁ…(笑)僕の価値はそんなもんという事でしょう。
転職エージェントが信用できないと言う方は、こちらの記事を参考にしてください。
やっぱり、転職が決まってから退職を伝えるべきですね
ここまでタラタラと書いてきましたが、実際にはまだ転職していません。というか一度あきらめたというのが正しい。
転職活動してみて分かったのは、今の僕は「転職しない方がいい」という結論に至りました。
転職活動中に自己分析をして、転職エージェントへの相談など、社外の情報を調べたりして得たことによって、よく分かったリアルな結論です。
もしも僕が勢いで「こんな会社やめて転職してやるー」ってなって退職届を出してから転職活動をしてたら恐ろしいなぁと感じました。
やはり、転職活動は在職中にやるべきなのは間違いないです。
転職活動をリアルにして気づいたこと
実際に転職活動をリアルに体験してみて分かったことです。
- 社外の事がよくわかった
- 自分の市場価値がよくわかった
- 今の会社への感謝の気持ちが増えた
- 転職活動ってやっぱり大変
今回の転職活動を通して、社外のことや自分の市場価値がよく分かりました。正直言うと僕の市場価値は自分が思っていたよりも低い(笑)
逆にもっとこういうスキル身につけなきゃなぁという、気づきがたくさんありまして、そのスキルを身につけるのに、わざわざ会社を変える必要はないなと判断しました。
そして、何よりの気づきは今所属している会社への感謝が芽生えてきたこと。「あぁ、意外と僕って恵まれてたんだなぁ」という大きな気づきがあった。
外の世界に目を向けてみたからこそ、気づけたことだと思っています。
キャリアに息詰まったら、こちらの本を読むのがおすすめです。
毎日、転職活動してるくらいが健全だよね
今回の転職活動を通して感じたのは、常に転職活動しているくらいが丁度いいし健全だということ。
転職活動することで、他社の事がよく分かるし、自分の市場価値も見直すことができますよね。
よく「在職中の転職活動は気まずい…。」と言う声も聞きますが、日常的な転職活動はまったく気まずい事ではないんですよね。
今いる会社よりも、もっと良い会社があれば、いつでも転職するというマインドを持っていたほうが、健全だし得るものが多いのは間違いないです。
自分を活かす場所を探して選ぶのは権利であり自由ですからね。
キャリアにモヤついたら辞めずに転職活動したらいい
キャリアにモヤついたら、すぐには退職せずに転職活動して自分の価値を知ってから、あらためて検討するくらいが丁度良いです。
いわゆる「自分探しの転職活動」ですね。決して「もうやってられん!」とサジを投げてすぐに辞めないでください。
その気持ちをグッと抑えて、まずは自分にとってのベストな選択をしましょう。
転職サイトや転職エージェントを探すなら、下記の記事を参考にしてください!
今回は、僕の転職体験記をツラツラと書かせて頂きました。最後までお付き合い頂きありがとうございます!
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