キャリアをつくる「独学力」とは?自律的に学ぶ人だけが成長できる時代

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キャリアをつくる「独学力」とは?自律的に学ぶ人だけが成長できる時代
本書がおすすめな人
  • 自分のキャリアが不安
  • 自分自身を変化させたい
  • やりたいことが分からない
  • 何を勉強すればいいか分からない
  • どこでも通用する人材になりたい

あなたは「独学力」がありますか?

計画通りには自分のキャリアが作れない時代になりました。

現代は先が読めない「VUCAの時代」と言われており、ビジネスモデルの変化が激しくなってきたことにより、これからは「当たり前にあった仕事」がなくなってしまったり、「自分の仕事内容そのもの」が大きく変わってしまう可能性さえあります。

この大きな変化の時代に対応していくためには「独学力」が不可欠であると本書では述べられています。

本書で言われる「独学力」の独学とは、「我流で学ぶ」ということではなく、「学びの主体性」のことです。

「キャリアをつくる独学力」プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント

本書は、非常に気づきの多い良書でしたので、書評しつつ学んだことをまとめていきます。

目次

「学びの主体性」とは何か?

「学びの主体性」とは何か?

学びの主体性は、3つの要素で構成されています。

①学びのWhy(なぜ学ぶのか?)

内面から学ぶ動機を湧き上がらせる

②学びのWhat(何を学ぶのか?)

テーマを自分で主体的に考える

③学びのHow(いかに学ぶか?)

どんな選択肢にするのか自分で決める

本書では「学びの主体性」が低いと変化に対応することができないと述べられています。

会社組織には研修や勉強会など、様々な「学びの場」がありますが、会社の指示に従って会社が用意したプログラムに何も考えずに参加しているだけだと、本当の成長はできないでしょう。

せっかくかけた教育コストが投資にならないのは会社にとっても悲しい話ですよね。

最も大切なのは、従業員の一人一人が「学びの主体性」をもつことなのです。

「会社が教えてくれる」はもう通用しない

「会社が教えてくれる」はもう通用しない

これまでは、会社の先輩から教えてもらって学ぶ「タテ型OJT」が当たり前でした。

しかし、「会社や上司が仕事のイロハを教えてくれる」という仕組みだけでは、もう通用しない時代になってきています。

1年先すら見通すことが難しい変化の時代では、そもそも会社も上司も先輩も正解を導き出すことが難しいです。

社内研修が充実していたとしても、受動的な社員は学習効果が出にくいように、受け身の姿勢で、与えられた学習プログラムをだけを繰り返すのは、本人にとってもプラスにはなりません。

それよりも大切なのは、学びの主体性をもつことです。いくら研修を行っても「学びの主体性」が低いと変化に対応できず、仕事自律もキャリア自律も望むことはできないです。

これからは今までの仕事がなくなるかもしれないし、これまでやっていた自分の仕事内容も大きく変わるかもしれません。

だからこそ、自分で何を学ぶのかを決めて変化し続けることが重要だと思います。

自らの価値観をもとに努力しないと、マジメに生き残れなくなるでしょう。

「安心社会」から「信頼社会」への転換

「安心社会」から「信頼社会」への転換

本書では「安心社会」から「信頼社会」への転換が進んでいくと述べられています。

これまでの「安心社会」とは、終身雇用的な考え方で、閉鎖的ではあったけれど、所属する環境の中で忠誠さえ誓っていれば安心を保証してくれる社会でもありました。

しかし、その仕組みもついに限界がきています。そこで信頼社会への転換が求められています。

信頼社会を目指す組織は、外に対して開かれて遠心力が常に働くため、成員によって腹落ちできるビジョンやミッションによって求心力を高める事が重要になってきます。

信頼社会とは、ビジョンやミッションが共感を生む社会のことです。

安心社会とは違って、信頼社会は外の世界と気軽につながれる開放的な社会です。

組織の内部だけでなく、組織の境界を越えて外に出ていき、多様な引き出しを持った者同士が集まって、ヨコで学び合い、互いに刺激を得ながら創発していく。

経営サイドも、「正解主義の育成方法」ではなく、社員1人ひとりがプロフェッショナルなソリューション人材として、独学に注力できるような「ヨコの学び合いの場」を会社として確保するなど、「学び自律」に向けた支援が求められるようになるでしょう。

外部と積極的につながり、他者と信頼関係をつくり、互いの協力関係を作っていくことで、自分自身の新たな可能性を発見したり、新たなスキルを身に付けたりすることにつながっていくのでしょう。

既存のビジネスモデルの賞味期限を考える

既存のビジネスモデルの賞味期限を考える

あなたは自分がいる業界の「ビジネスモデルの賞味期限」を考えたことはありますか?

自動車業界でいうならば、EV化が進むと部品点数は一桁ぐらい減るそうです。

そうなると協力会社も含めて多くの雇用がなくなり失業者が増えます。時代の変化が止まることがないと考えるならば、他のビジネスにも同じことが起こりえます。

ビジネスモデルの賞味期限を意識するということは、そのビジネスモデルを成り立たせている条件について深く掘り下げるということです。

スマートフォンの登場によって、時計や電卓やカメラのニーズが減少したように、これからも当たり前に存在できるビジネスは稀でしょう。

そう考えるならば、旧モデルのビジネスモデルにしがみつくのはリスクしかありません。

たとえ今、安定した売上や利益がとれているビジネスだとしても、未来を見越していち早く変化させる方向に舵をきることが大切なのだと思います。

主体的に学び続けて、変化していく人だけが生き残れる

主体的に学び続けて、変化していく人だけが生き残れる

結論、主体的な学びが大切ということ!この先「なくならない」「必要とされる」仕事をするためには、「プロフェッショナル」として成長しつづけて生き残る必要があります。

そのためには「自律」した学びが大切です。

自律とは『自らの価値観や自ら立てた模範をもとに判断し、行動すること』です。

自律した学びを実践するためには、「人と違うことをやる」ことが大切だと本書では説かれています。

人と違うことをやることで、先行者になれる。人と違うことをやりたい、人と同じことはやりたくない。という動機は、独学を進めるうえで、非常に重要なドライバーになります。

人と違うことをやることで、目立つことができますし、組織の中で特別な存在になることができると思います。僕は日頃からこのあたりを意識して仕事をしています。

以前、呪術廻戦の領域展開になぞらえてこんな記事を書きました。

その分野の専門家になるために、かなり必死に勉強するようになりましたし、これこそが自律的な学びなのだと感じます。

本書を読みこんでみて感じたのは、いくつになっても学び続け、自律したキャリアを自らの手で建設的に作り上げていく事が大切だと痛感しました。

今、自分の能力やキャリアに対して、モヤモヤしたものを感じているなら、絶対に読むべき一冊です。ぜひ手に取ってみてください。

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この記事を書いた人

元バンドマンのロックな営業マネージャー|営業・マネジメント・広報・オウンドメディア編集長までなんでもやってます|月に7冊読破する孤高の読書家|ビールとハイボール|ギターはレスポール|元バンドマン|大田区出身|座右の銘は「雲外蒼天」

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