2020年に読んでよかったビジネス本特集【会社員が学ぶのにおすすめの7冊】

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2020年は54冊の本を読みました。そして、年末年始の冬休みにもくるったように本を読みあさりました。

本には人生を大きく変える力があります。僕は20代後半になってから本を読むことで自分の人生がより良い方向に行っていることを感じました。

学生時代からもっと本を読めば良かった…』と、いつも思っています。

しかし、本はいくつになっても、どんな年代の方にも、新しい発見をくれるものです。

2021年にビジネスマン・社会人が学ぶべき7冊』をご紹介します。読んだ感想も書評しつつ行きたいと思います。

教えるということ 日本を救う、「尖った人」を増やすには

立命館アジア太平洋大学(APU)の学長である出口治明さんの書籍です。出口さんはあの「ライフネット生命」の創業者でもあります。

同調圧力が蔓延している日本では、「自分の頭で考え抜く」ことを放棄してしまうような、他責な文化が根付いています。

TV・ネットニュース・SNSでは、常に不確かな情報が流れていて、他人が言ったことを鵜呑みにして「ああでもない、こうでもない」という机上の議論がされて、フェイクな情報に踊らされている人たちが後を断ちません。

日本人は今こそ「社会を生き抜くための教育」というモノを本気で勉強していく必要があると思います。

生きるための武器とは、社会を生き抜くために必要な基礎知識のことです。
大人になってから、自分ひとりで社会と(あるいは人生と)戦うとき、手ぶらのままでは、勝敗は明らかだからです。

引用元:教えるということ 日本を救う、「尖った人」を増やすには

マネジメントをされている方、お子さんがいる方、そして生き抜いていくためのちゃんとした教養を身につけたい人に是非読んでいただきたいです。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

「ゼロで死ね。」という衝撃的なメッセージですが、読み進めていく中で感じたことは、自分がいかに今できること、今やれることを我慢して、将来の漠然として不安に、ただ思考停止して備えていたかということです。

ただひたすらに我慢することは、周りの目とか、世間体を気にしてカッコつけてるだけにすぎなかった。

豊かになることって、「ビジネスで成功した!」とか、「年収3千万を達成した!と」か、そういうものではなくて、いかにその時にできる限りの「思い出」を作れたかどうかということ。

人生はテレビゲームとは違って、果てしなく高スコアを目指せばいいわけではない。にもかかわらず、そんな風に生きている人は多い。
得た富を最大限に活かす方法を考えず、ただひたすらにもっと稼ごうとし、自分や愛する配偶者、子ども、友人、世の中に、今、何ができるかを考えることから目を背けている。
いつ死が訪れるかもわからないのに。

引用元:DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

意識が高くて、忙しく長時間労働しまくっているビジネスパーソンに是非読んで欲しいです。

本書で学んだ内容を、別記事で深く掘り下げて書評していますので気になる方は、ぜひ覗いてみてください。

習慣を変えれば人生が変わる

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自分の人生、そして日頃から無意識でやっている習慣というものを、あらためて考える機会をくれる書籍です。

いやいや、これ当たり前のことでしょ!」と思うことも書いてありますが、そんな当たり前を実際に行動できていないのが人間なんです。

忙しい日常にかまけて、そんな当たり前のことができていない…。という方には必読な書籍です。そして、なかなか結果が出ないという人は、努力をして新しい習慣を作ることができれば、間違いなくこれまでとは違う結果を出すことができるはずです。

  • 週に3回は運動する
  • うまくいっていることに意識を向ける
  • 自分の目標に取り組む
  • 浜辺や森の中を散歩する
  • 家族ともっと一緒に過ごす
  • 野菜をもっと食べる
  • 友人と会う
  • 1日に30分、本を読む

    引用元:習慣を変えれば人生が変わる

「もっと自分を変えたい!」と思っているのに変わることができないならば、人生の主導権を他人に渡さず、自分で握るということが大切です。

他人のせいにせず、自ら環境を変えていく、そんなことに気づかせてくれる書籍です。

速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術

7万部も売れたという「ゼロ秒思考」で有名な赤羽雄二さんの書籍です。

この本、読むだけで本当に仕事が速くなります。

その理由は、「なぜ仕事が遅くなるのか?」という理由がすごく分かりやすくて、速くなるためにやるべきこともシンプルに書かれているんです。

とにかく人よりも先手先手に前倒しでタスクを片付けていくことで、自分のやる気もガンガン湧いてくる。

これを読むと、「仕事を速くやらずにはいられない」というのが正直な本音です。

仕事が速くなれば、不思議なほど頭がよく動くようになってくる。
まず、何をどうすべきか早く思いつくようになる。このモードになると、新企画案なども一気にできる。何かのヒントに対して閃きが走る。
次に、言葉がどんどん出てくるようになるので、資料・書類作成が加速度的に速くなる。後輩にびっくりされるほど早く作成できるようになる。

引用元:速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術

優柔不断ですぐに物事を決めることができないという方には、是非読んでいただきたい。

そして、経営者や管理職などの組織を引っ張るリーダーの方にも、手に取って頂きたい一冊です。

ぜんぶ、すてれば

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寺田倉庫の経営改革を成し遂げたという伝説の経営者である中野善壽さんの書籍です。

「ぜんぶ、すてれば」というタイトルの通り、人は生きる上で様々なモノを抱えるから生きづらくなる。だからとにかく、何かを捨てるセンスを磨くことが大事だと本書では説かれています。

周りに合わせて良い人でありすぎると、無闇にたくさんのものを抱えてしまいます。だからこそ、日頃から自分の直感に正直に好き嫌いを意識していくことが、自分を楽にしていくひとつの方法でもあります。

レジスタンスとは「抵抗」。
「自分はそうは思わないんだけどな」とふと感じた〝違和感〟を大事にしてほしいと思います。
周りと合わせないといけない、という全体主義・同調主義は危険です。

引用元:ぜんぶ、すてれば

すべて中野善壽さんのこれまでの体験談に基づく内容ですが、窮屈な環境で自分を押し殺して戦っているサラリーマンにこそ、読んで欲しい書籍です。

これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65

ブランド人、田端大学の塾長としても有名な田端信太郎さんの書籍です。

一般的なお金専門の教養本ではなく、サラリーマンとしてのお金に対しての考え方、そして自分という存在の資産価値を上げていくためのノウハウが盛り込まれたビジネス本です。

「お金だ!お金を稼ぐ!」というがめつい視点で働いていると、豊かにはなれない。大切なのはお金への美学だと本書では語られています。

日本人のきみと同じくらいがんばって工場で働いている人は、中国にもベトナムにもブラジルにも、バングラディッシュにも、ナイジェリアにもいる。
労働価値説が正しいなら、日本人とバングラディッシュ人が、1日に同じタオルを10本作るのだとすると、もらうべき給料の額は同じになるはずです。
自分の給料は安すぎると思っている人が多いけれど、世界で見れば日本人の単純労働の給料はまだまだ高い方です。

引用元:これからのお金の教科書 年収の伸びしろがケタ違いになる視点65

サラリーマンだからこそ、お金の本質を学び、お金に振り回されない人生を送るために、読んでおくべき必読の一冊です。

NO LIMITS 「できる人」は限界をつくらない

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三笠書房
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「世界一のメンター」と言われているジョン・C・マクスウェルさんの書籍です。

この書籍を読んで感じたのは、やはり人は「自分の無意識」に左右されて動いているということです。

人の心や想いがすべてを決めるとまでは言わないが、少なくとも「強い意識を持って取り組む」だけで、結果は大きく変わるということ。

挑戦ができない、前に進んでいない、と思った時は、必ず自分の中に「やらない理由」がある。やらない理由をつぶしてとにかくやる!と意識さえできれば、何事も前に進んでいくはずなんです。

最初は「意識一つで人生は変わる」という「自覚」を持つことだ。
そして、自分の人生にふたがされていないかを確かめ、そのふたは外せるものなのか、外せないものなのかをはっきり峻別することだ。

引用元:NO LIMITS 「できる人」は限界をつくらない

自分自身の限界にもっと挑戦していきたいという、ポジティブで前向きな人にこそ、読んで欲しい1冊です。

以上、2020年に読んでよかったビジネス本特集【会社員が学ぶのにおすすめの7冊】を紹介しました。

もし「これは気になるなぁ」という本がありましたら、一度手に取ってみてください。

後悔はしないはずです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

これまで転職エージェントなど、人材サービス業界を中心に、多くの転職希望者の転職相談を受けてきました。現在は副業で転職・キャリアアップに役立つ情報を発信してます。自分の市場価値を高めたい人は必見です。

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