「転職が決まった!」という、あなたに伝えたい。「転職したら3ヶ月が勝負ですよ。」ということ。
「ようやく転職が決まった!」という人には、水を差すような話になりますが、転職確定はスタートであってゴールではないですよね。
転職が決まり、新しい会社で働き始めてから3ヶ月で、周りの信頼を得られるかどうか…。それ次第で転職が成功したかが決まります。
今回は「転職したら3ヶ月が勝負」というテーマで、かつ「新しい会社で信頼を得るための5つのコツ」を教えます。
実際に僕の体験談を交えてお話ししていきます。それでは、早速行ってみましょう!
なぜ転職してから3ヶ月が勝負なのか?
それでは、なぜ転職してから3ヶ月が勝負なのか?という点について解説します。理由は以下の通り。
- 中途採用は即戦力だから
- 早く結果を出さないと信用されない
- 信用されるとチャンスが巡ってくる
順番に解説していきます。
中途採用は即戦力だから
率直に中途採用は即戦力だからです。
新卒であれば「これから育てていくから頑張って少しずつ戦力になってね」で問題ありませんが、中途採用はそうはいきません。
もう一度言います。中途採用は即戦力なんです。つまり入社した日から戦力としてカウントされているので、時間の余裕なんてありません。
1日も早く結果を求められているのが中途採用の社員です。
仕事を教えてくれる先輩は、尊敬する存在ではなく、追い抜くためのライバルでしかないんです。
僕は営業未経験。3ヶ月で結果を出した
僕はその昔、未経験から営業職に転職しました。
営業の仕事といえば、新規の契約を勝ち取ってくることです。
当時入社したのは10月、必ず年内に新規契約を1件決めることを目標に営業活動しました。
でも営業なんてやったことない。不安だらけで始めこそ苦戦はしたものの、努力が報われて12月に新規契約を決めることが出来たのです。
その瞬間、周りの目が一気に変わりました。
「こいつやるじゃん!」、と思われるのは早い段階だからこそ価値があります。
結果を出せるやつだと思われると、社内の情報が入りやすくなりますし、何よりチャンスが訪れやすくなります。
早い段階で結果を出すことにコミットしましょう。
早く結果を出さないと信用されない
中途採用は即戦力なので、早い段階で活躍できないと致命傷になります。その見極めが3ヶ月なんです。
だから3ヶ月で結果を出すことが必要です。この期間で結果が出せないと、使えない新人の烙印を押されることになり、その後、巻き返していくことが難しくなります。
結果を出すと頼られるようになる
僕は初めての営業で結果を出してから、上司から一目置かれる存在になりました。
一つ結果を出すことで、社内の色んな情報も入りやすくなったし、入社当時とは扱われ方も大きく変わりました。
シンプルな法則ですが、結果を出すだけで、見ている景色が変わるのは間違いないです。
信用されるとチャンスが巡ってくる
信用がつくと何でも話が早いです。社内の評価が上がれば自然とチャンスが巡ってくるようになります。
直属の上司から、経営者である社長から、多方面からで裁量権のある人に応援されるようになると、すベての歯車が自動的にガンガン回り始めます。
信用されることは、非常に力強い応援へと変わるんです。
先輩を差し置いて出世できた
これも僕の実体験ですが、自分を教育してくれた先輩を差し置いて、出世する事ができました。
先輩より職位が高い役職をもらいました。
これは所属の上司がリーダーは僕に適性があると、抜擢してくれたのですが、入社当時に僕の作った実績が、上司の信用に変わり、「どうせ任せるなら彼に任せよう」といった感じで、出世の判断材料になったのです。
投稿が見つかりません。新しい会社で信頼を得る5つのコツとは?
ここまで、3ヶ月間で結果を出すことの大切さが分かったと思います。
では、入社してからどう頑張れば周りの信頼を勝ち取れるのか?という悩みについて、5つのコツを紹介します。
- 誰もやらない仕事を率先してやる
- 相手の名前を呼んで話しかける
- 明るく元気な挨拶を徹底する
- 会議で自分なりの意見を言う
- 有益な情報をプレゼントする
これらは、僕が今でも日常的に意識していることです。
誰もやらない仕事を率先してやる
入社したらまず社内をよく観察しましょう。すると必ず誰もがやっていない仕事、やりたがらない仕事というものが見つかります。
その仕事を見つけたら率先して、手を挙げてその仕事に取り組みましょう。
例えていうならば、オフィス内で汚くなっているところを自ら整理して掃除するなど、こんなことでOK。
それだけで、注目されます。
相手の名前を呼んで話しかける
いち早く相手の顔と名前を一致させるために、とにかく名前を呼んで話しかけてみましょう。
「伊藤さん、おはようございます。」
「田中さん、ここが分からないので教えてもらえますか?」
会話の頭に名前をつけるくらいが丁度いいです。
そして、人は名前を呼ばれたい生き物だということを理解しておきましょう。
明るく元気な挨拶を徹底する
まだできる仕事が少ない新入社員ができる唯一のこと。それは明るく元気な挨拶です。
採用する側には、会社に新しい風を入れたいという目的もあって、新入社員を採用してるのに、入ってきた中途社員の元気がなかったら「あれ?面接の時と違う…大丈夫かな…」と不信感を抱くでしょう。
新入社員は組織に染まっていなフレッシュな存在です。つまり、会社の雰囲気を変える力があります。
誰よりも元気に大きい声で挨拶しましょう。それだけで「オフィスの雰囲気変わったな。新しい人が良い人でよかった」と周囲の人も認めてくれるはずです。
会議で自分なりの意見を言う
会議で意見を言うのって緊張しますよね。まだ十分な知識もないし、話についていくだけで精一杯。そんな気持ちもわかります。
それでも参加した会議では発言をしていきましょう。
まだ知識がないからこそ、先入観に囚われずに広い視野で物事を考えることができます。
「そんなこと聞くの?」みたいな質問でもいい。無知だと思われて当たり前、だってまだ何も知らないんですから。
はじめは恥をかいてでも、自分の意見や質問をぶつけて、自分の存在をガンガンアピールしていきましょう。
有益な情報をプレゼントする
入社したら「情報発信」を心がけましょう。周りの人に有益な情報をプレゼントするんです。
あなたには、これまでの経験や知識があります。前の会社では、当たり前とされていた価値のない情報が、新しい会社では、誰も知らない有益な情報だということはよくあります。
前職のコンプライアンス面に関わることもあるので、露出できない情報もあるかもしれませんが、共有できるような情報は臆さずに発信していきましょう。
読書が好きな人なら、本で学んだことでもいいです。
朝礼や終礼がある会社であればその場で、メールで文章を作って上司に共有してみるでもいいでしょう。
「こいつはよく勉強してるな」と思ってもらえるだけで、一つ頭が抜き出た存在になれるはずです。
投稿が見つかりません。転職できたなら3ヶ月が勝負だ!
転職が実現したなら、新しい職場で3ヶ月以内に結果を出すことにコミットしましょう。
もし、3ヶ月で結果を出せたならば、社内の多くの人を味方につけることができます。
転職を成功にできるか?失敗にしてしまうか?は、あなたの勇気ある行動にかかっています。
あなたの転職が本当の意味で成功することを願っています。
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