退職代行を利用したいと考えている方の中には
「退職代行サービスの種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」
と考えている方も多くいるでしょう。
確かに、退職代行サービスは年々増加していて、サービス内容や料金も業者によって異なります。
そこで本記事では、自分に合った退職代行の選び方やおすすめの退職代行について詳しく解説していきます。
退職代行サービスを利用する前に覚えておくべきこと

自分に合った退職代行の選び方を解説する前に、まずは利用時の注意点について詳しく解説していきます。
少なからず費用がかかる
退職代行を利用することで、自分で上司や会社に退職を告げる必要がなくなり、煩わしい手続きや交渉も自分で行わずに済みます。
ただ、退職代行を利用する場合は数万円程度の費用が発生してきますので、本来無料で行える「退職」に費用がかかってしまうのです。
優良業者を選ばないと後悔する
冒頭でも解説したように、退職代行業者には様々な種類があります。
ほとんどの業者は我々利用者のことを考えてサービスを提供してくれているのですが、中には、
「退職したいけど中々言い出せない」
というような利用者の悩みを逆手に取り、高額な費用を請求してくるような悪徳業者もいますので、業者選びは慎重に行っていかなければなりません。
自分に合った退職代行サービスの選び方は?

では次に、自分に合った退職代行サービスの選び方について、詳しく見ていきましょう。
料金を確認する
退職代行を利用する際は、料金を確認しておかなければなりません。
業者ごとで基本料金が異なりますし、オプションで用意されているサービスも異なります。
これから退職代行を利用したいと考えている方は、複数の業者の料金システムやサービス内容をしっかりと比較して、予算に合った業者を選ぶようにしましょう。
この時に注意しなければならないのは、「高ければいいわけでもないし、安ければいいわけでもない」ということです。
料金だけで退職代行を選ぶと後悔する可能性が高くなりますので、様々な視点で依頼する業者を選定していきましょう。
実績を確認する
退職代行を利用する際は、過去の実績についてもしっかりと確認することが大切です。
退職代行サービスを提供している業者は、これまでに数々の実績を残してきていることが多いのですが、確実に退職まで持っていけるというわけではありません。
設立から日が浅い業者や、過去の実績をあまり掲載していない業者の場合、成功確率が低くなってしまうこともありますので、ホームページなどで実績を確認してから依頼するようにしましょう。
また、業者の中には、万が一退職がうまくいかなかった場合の返金保証を用意している所があります。
どうしても心配な方は、返金保証のある業者に依頼してみると良いでしょう。
弁護士がついているか
退職代行サービスは、一般の法人が行っていることもありますし、弁護士事務所などが行っていることもあります。
退職に関する交渉のみであれば、弁護士資格を持たない一般法人でも行うことができるのですが、法律に関係してくる交渉を一般法人が行ってしまうと「非弁行為」に該当することがあるのです。
このようなことを避けるためにも、顧問弁護士や労働組合がついているのかをしっかりと確認しておくようにしましょう。
口コミを確認する
退職代行サービスを利用する際は、ネットで口コミや評判を確認してみてください。
あまりにもネガティブな評判が多い業者について、避けた方が良いでしょう。
ただし、どのようなサービスにも良い口コミと、悪い口コミがあり、感じ方は人それぞれと言えますので、あくまでも参考程度に考えておくことをおすすめします。
オプションサービスを確認する
冒頭でも解説したように、退職代行業者によって用意しているオプションが異なります。
退職代行の最終目的は、「依頼者を退職させること」であり、その他のサービスについてはオプション対応になることもあるのです。
例えば、
- 転職サポート
- 未払い給与の交渉
- 有給休暇の消化交渉
- 退職金受け取り交渉
などは、オプションとして設定されていることが多いです。
退職をする以外にも依頼したいことがあるのであれば、オプション内容をしっかりと確認するようにしましょう。
今すぐ会社を辞めたい人におすすめの退職代行サービスはどれ?

次に、今すぐ会社を辞めたい方におすすめの退職代行サービスをいくつか紹介していきます。
退職代行jobs

まずは「退職代行jobs」です。
このサービスは、労働組合と民間法人が一緒になって運営していて、弁護士が業務の監修を行っています。
退職成功率もかなり高く、セラピストによるカウンセリングも受けることができます。
料金についても29,000円とかなり安くなっているため、初めて退職代行を利用する方には最適と言えるでしょう。
退職代行サービスのJ-NEXT

続いては、「退職代行サービスのJ-NEXT」です。
特徴はLINEで気軽に、人事のプロフェッショナルに相談することができます。
退職スターターキットという、退職届や郵送用の封筒など、退職手続きに必要な書類一式が、郵送されてくるので、記入・捺印して投函するだけで、退職することができます。
しかも『2万円(税別)別料金なし』の破格の料金でサービスを提供してくれるのです。
依頼前のLINE相談については無料で行ってくれますので、少しでも興味がある方は連絡してみてください。
退職代行ガーディアン

続いては、「退職代行ガーディアン」です。
ガーディアンの運営元は、東京労働経済組合となっていて、東京都労働委員会の認証を受けています。
「弁護士運営じゃないと交渉ができないのでは?」
と不安に思っている方がいるかもしれませんが、労働組合には「団体交渉権」という権利があり、この権利を行使して会社と交渉をお行ってくれるのです。
料金についても29,800円とかなり安く設定されていますし、365日いつでも対応してくれますので、
「今すぐ辞めたい」
と考えている方は、是非利用してみてください。
退職代行ネルサポ

続いては、「退職代行ネルサポ」です。
労働組合が運営している退職代行サービスです。
- 回数無制限の相談が可能
- 弁護士監修の退職届テンプレート
- やりとりはLINEかメール
料金が一律24,000円(税込)です。「できるだけ予算を抑えたい」と思っている方には最適と言えるでしょう。
弁護士が監修しているので安心ですね。
弁護士法人みやびの退職代行

最後は、「弁護士法人みやびの退職代行」です。
このサービスは、料金が55,000円になっていて、他のサービスと比較すると若干コストがかかります。
ただ、弁護士が退職に関する交渉や業務を代行しますので、残業代の請求や有休の消化交渉なども安心して任せられます。
「何としてでも会社を辞めたい」
「できることなら即日退社したい」
と考えている方は、是非利用してみてください。
まとめ:自分に合った退職代行の選び方は?おすすめの退職代行サービスも紹介!

今回、ご紹介した「退職代行サービス」をまとめておきます。
おすすめの退職代行サービス
退職代行サービスには、様々な種類があります。
それぞれの業者で提供しているサービスや料金形態が違いますので、自分に合った業者を選んで依頼することが大切です。
これから退職代行業者を比較しようと考えている方は、先ほど紹介したポイントを参考にしながら絞り込んでみると良いでしょう。
「業者を選んでいる暇なんてない、とにかくすぐに退職したいんだ!」
という方は、最後に紹介した業者の中から自分に合った業者を選んで相談してみてください。
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