退職代行サービスを使って辞めると転職先にバレてしまうって本当ですか?
退職代行を使って辞めると、転職先にそのことを知られてしまうと聞いたのですが、本当でしょうか?教えて欲しいです。
今回はこんなお悩みにお答えします。
今回は多くの方が気になる「退職代行を利用すると転職先に知られてしまうのか?」という点について、詳しくお話しさせていただきます。
退職代行サービスに頼るのは最終手段だと思う
まず、冒頭にお話しておきたいのは、退職代行サービスに頼るのは最終手段ということです。
自分の力で退職できるなら、自ら辞める方が絶対にいいです。
退職代行サービスに頼るのは、上司に退職したいと直接言えない状況にまで追い込まれた時だけです。
自分で対応できるのに安易に退職代行を使うことはおすすめしません。
退職代行サービスを使うと転職先にバレる可能性もある
退職代行を使って辞めると、転職する時に不利になる可能性もあります。
リファレンスチェックをやっている転職先だと、前職に聞き取り調査が入ったりすることがあります。
今はコンプライアンスが厳しいので安易には漏れませんが、時に退職代行を使って辞めたという事実が漏れてしまうこともあるんです。
僕は人事なので、過去に実施したリファレンスチェックで上がってきたデータに「退職時に退職代行サービス利用」と記載されていたことがありました。
調査とはここまでされてしまうのです。
退職代行で辞めることが当たり前になっても、企業側の意識は退職代行で辞めるのヤバくない…。が一般的なのです。
退職代行サービスを使って辞めると噂で損する
あと退職代行サービスで辞めると、所属していた会社の上司・同僚・部下からその情報が漏れることも覚悟しておいたほうがいいでしょう。
「退職代行で辞めた社員」というのは、それなりのインパクトがありますので記憶に残ります。
転職が当たり前の時代では、当時の仲間が転職先にいることもあるでしょう。
「退職代行で辞めたやつだ」とバレると、採用される可能性は低くなります。
たとえ入社できたとしてもその事実を知っている社員がいた場合には、「あいつは退職代行で辞めたんだよ」という話がまわってしまうので、転職先でも嫌な思いをすることもあるかもしれません。
SNSで退職代行を使ったことを発信しないようにする
SNSで退職代行を使ったことを発信しないようにしましょう。
人事担当者が採用予定者のSNSアカウントをリサーチする企業も少なくありません。
退職代行に辞められたからといって、その内容をSNS上で気軽に発信することは避けるべきです。
匿名投稿であったとしても、投稿内容から本人と断定できるケースもあります。
退職代行を利用したことを発信しないようにしましょう。
退職代行サービスは企業側と話し合う余地がない時に使うべき
なので、退職代行サービスで辞めるのは最終手段だと言えます。
即ちリーサルウェポンなのです。
精神的に追い詰められていたり、話し合いにもならないようなブラック企業なら、躊躇することなく退職代行を使うべきですが、話し合いの余地がある会社なら気軽に退職代行を使うべきではないでしょうね。
それでも退職代行サービスを使いたいという人は、こちらの記事を読んだ上で検討されるのがいいと思います。ご参考までに。
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