
以前からいつかは観たいと思っていた、映画「七つの会議」をようやく観れました。俳優陣が豪華メンツ過ぎて、もう最後までワクワクして最高に楽しかったです。
映画の感想としては、「過剰な営業ノルマ」「大勢の前での叱責」「不毛な出世レース」「上司に意見できない」「有休不可」「醜い社内争い」「不祥事の隠蔽」「同調圧力」「責任の擦りつけ合い」「売上の為なら客が不幸になってもいい」これが東京建電。まだこういう文化の会社は多くあるよね。という感じ。
ちょっと皮肉な感想ですが、素直にそう感じたんですよね。今でもこういう文化の会社あるなぁって。
映画の舞台となっている「東京建電」は、昭和、いや平成初期くらいの大手企業を連想させる会社です。(ネットではモデルは、神戸製鋼だ、東芝だ、パナソニックだ、色んな憶測が飛んでいます)
映画では、スマホやGPSを使っていたので、現代の古い体質の会社といったところでしょうか。東京建電はまさにこんな風土の会社です。
- 過剰な営業ノルマがある
- 大勢の前での叱責される
- 不毛な出世レースがある
- 上司に意見できない
- 有休が使えない
- 醜い社内争いがある
- 不祥事の隠蔽体質
- 同調圧力がある
- 責任の擦りつけ合い
- 売上の為なら客が不幸になってもいい
いやぁこれ見てるだけで、ため息しか出ません…。こういった、古い体質の会社って、令和になった今でも多く存在していますよね。
この「七つの会議」を観た結論として強く感じたのは、「やっぱり自分の居る環境って大切だよなぁ」ということ。
ごく当たり前の話なんですけど、そうは思っていたとしても、「七つの会議」に出てくるキャラクターのように、毎日毎日死にそうな顔をしながら、環境を変えずに留まっているのってきついですよね。

ネガティブな言葉ばかりをぶつけられて、人前で恥をかかされても、尚、負けじと会社にしがみつかなくてはならない。心をひたすらにすり減らすだけの環境にいたら、いつか精神崩壊を起こしてしまいますよね。

今いる環境に染まるのが人間である
人って環境にめちゃくちゃ影響を受けてるんですよね。特に所属する会社の影響って凄まじいと思います。
いつも上層部がピリピリしていて、自分たちの意見を言っても、常に上から押さえ付けられるような環境にいたら、自然と意見を言わないのが当たり前になってしまう。(それなら何も言わないのが楽ですからね)
ミスだって起こしたら何を言われるか分からないので、なるべく隠したくなるし。(これ最悪。)
その組織で何とかうまく生きていくために、なるべく目立たないようにイエスマンになって、それで社内の世渡りは上手くなるけど、それって、他の会社に行ったらなんの役にも立たないんですよね。
今いる環境が自分にとって、マイナスな影響を与えているならば、その場所に今後も居続けるのかをよく考えた方がいいです。

人生は付き合う人たちで決まる
『自分の人生を変えたいなら、時間・場所・人だ!!』とよく言いますが、僕は日頃から付き合う人を、自分で選ぶのが最も大切ではないかと思います。
日頃から接する人たちによって、自分の成長速度は目覚ましく変わるから。
スピード感の遅い人の中で仕事をしていたら、自分もそのくらいのスピードになるけど、スピード感の速い人の中で仕事をしていれば、自然と自分の仕事のスピード感も速くなる。
自分にとって、プラスを与えてくれる人との時間を多く過ごせるよう、コントロールできれば、自分のレベルをさらに上げていけるはずです。
やっぱり、人生は付き合う人で良くも悪くも変えていけるんです。特に会社の上司・同僚・部下は一番長い時間を共に過ごしますから、マイナスであったならもったいないです。
自分に正直でいたいなら、自分で環境を作るしかない
サラリーマンとして組織で働いている以上、経営者や上司がいるわけで、なるべく早い段階で出世をしたいとか、給与を上げていきたいとなると、やはりどこかで自分に嘘をつき続けなくてはいけません。(めっちゃよく分かるなぁ)
相手の機嫌をとり、指示されたことを忠実に仕事を遂行する。これが出世への近道なわけです。(とにかく自分をバサバサと捨てる)
昔はこれで毎年のように給与は上がるし、良かったかもしれません。
でも今は終身雇用は崩れて、会社は社員を守りきれなくなった時代において、こういった忖度ばかりをしても、そこまで自分にプラスはないと思う。
むしろ、自分に正直でいることの方が価値があって、精神的にも一番良い状態でいられます。
言いたいことが言えたり、素直に自由に発言ができる状態でいるためには、その環境を自分で作る必要があるわけです。
七つの会議に出てくる、東京建電のような文化の会社に勤めているという方は、今すぐに転職した方がいいのかもしれません。
今回は、映画「七つの会議」を観て、サラリーマンとして感じたことをツラツラ書かせて頂きました。
「七つの会議」はとても面白い映画なので、気になる方は「Amazon Prime Video」でチェックしてみてくださいね。
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