こんにちは。ノジマソウタです。
今日は一つ宣伝をさせてください。僕の作った電子書籍がKindleにて出版されました。
待ちに待った僕の電子書籍はこちら。(誰も待っていないよ)
僕の今年の目標であった、「電子書籍を出版する」という目標が叶いました。
https://twitter.com/nojisoufreedom/status/1361266946067456000大げさに電子書籍とは言っても、1万文字程度の電子書籍なので、ブログ3記事分と考えれば、気合入れて頑張ればいつでも書けたかなぁとは思ってます。
文章を書くことよりも、Kindle出版するまでの設定や手続きやらで、何度も挫折しましたが、なんとか出版までこぎつけました。(ググっても分からないことが多かった)
Pagesでようやく1万文字を書き終えて、いざePubに変換したらバグった😅色んなブログサイトでリフロー型を推奨してるけど、リフロー型でやると書式やレイアウトが全て崩れてしまうので、固定レイアウト型でやったら成功。何が正解かよく分からないな🙂
— ノジソウ@転職キャリアブログ (@nojisoufreedom) February 20, 2021
と言うことで、今回は、僕がなぜこの本を書いたのか?という点について深掘りをさせてください。
早速、行ってみましょう!!
『人材業界を目指す人に知ってほしいこと7選』とは
僕は人材業界で、派遣会社の営業担当者としての経験、そして転職エージェントのキャリアコーディネーターとしての経験をしてきたので、実務の中で体験してきたこと、そして、人材業界に対してずっと感じていたこと。それらのすべてをまとめてみようと考えました。
ちなみに、別ブログで書いた以下の記事のPV数が異常な数値を叩き上げていたので、人材業界の話を知りたい読者さんが、ある一定数いるのは事前に把握してました。それで電子書籍にしたら面白いかなぁと考えていたのです。
こちらの内容は「人材業界は本当に大変だから、ちゃんと現実を理解してから就職しようね」というメッセージを込めたブログです。
これが意外にもPV数がじわじわと上がってきていまして、このブログをもっと深堀ってみたいなと思っていました。
ならば、更に肉付けして電子書籍で書いてみようと決意し、Amazonで競合を調べてみたら、人材業界の教科書みたいな教養本はありましたが、リアルな体験談であったり、これから先はこうした方がいい、みたいな情報が書かれている本は一切ありませんでした。なので、これは僕が書くべきだと決意。
そして、業界未経験の人が、人材業界に入る時に知っておいた方がいいこと、僕がもし今、新卒だったとして、人材業界に就職しようと思った時に、知りたかった内容を振りしぼって書きあげました。

『人と話すのが好きなんです』といって入社しては辞めていくリアル
僕が人材業界のことを本にしようとした理由はもう一つあります。それは人材業界の離職率の高さです。
僕は人材サービス会社の人事採用担当として100人以上を面接してきました。
面接の定番な質問ですが、「なんで人材業界に転職しようと思ったんですか?」
これを毎回の面接で必ず聞いていました。
「人の役に立ちたいんです」
「人の相談に乗るのが好きだから」
「人に感謝される仕事がしたいから」
「人から聞き上手だと言われるから」
「社会貢献度の高い仕事だと思うから」
「転職活動で苦労したのでその経験を活かしたい」
10人中、10人がこのような志望動機を語ります。みんな面接では目がキラキラしていてやる気に満ち溢れている。
「みんな悩んでいる誰かの役に立ちたい」、そのために自分が必要とされたい、という「承認欲求」で溢れているんです。
でも、それだと続かない。現実はそんなに甘くない。リアルでは食うか食われるか。ビジネスをやるというのはそういうことですよね。
「人の役に立たい」「自分が必要とされたい」という想いだけでご飯が食べられるほど甘くはないんです。
ほとんどの人が半年くらいで現実を知り、人材ビジネスに嫌気がさして辞めてしまう。
このように離職率が高いのも人材業界の課題で、本書ではかなりブラックな部分をクローズアップしてますが、それは人材業界を目指す人が、ちゃんと現実を知った上で、就職・転職をして欲しいと願ったからです。(合わない人は本当に合わない業界だと思います。)
なので、きわどく切り込むような内容に仕上げました。

企業の価値観を変えるのは人材業界の使命
そして、人材業界には今一番にやらなければならない事があります。
それは、企業の人材採用への価値観を変えることです。これは紛れもなく人材業界の使命です。
採用する側の企業の価値観を言うならば今はこんな感じです。
- 採用条件が大卒以上
- 35歳までの若手採用が優先
- 正社員はフルタイム勤務者
- 時短勤務や週3日勤務者は必要ない
今はこのままでもいいかもしれませんが、人口減少や高齢化がより深刻になったら、こんなことは言ってられなくなりますよね。
大学教育の必要性も問われていますし、若い人はさらに少なくなるので、若さにこだわると人が集まらなくなります。
これからガンガン労働人口が減っていくので、「シニア・ミドル」、「子育て世代の主婦」が活躍できる職場風土とか理解を一番に作ってる会社が採用強者になると思う。
逆に「ヤングな若者」、「週5日フルで来れる人」にこだわってる企業はいずれ採用弱者になるから、早めに手を打っておいて欲しい。 pic.twitter.com/s35IDELMER— ノジソウ@職業の道楽化を目指す男 (@nojisoufreedom) February 22, 2021
そして、すでに終身雇用は崩れていて、企業は社員の一生を面倒見れないわけですから、労働者は自分の身を考えて、副業やらダブルワークを始める人が増えていきます。
そもそも、みんなが様々な仕事をかけもつ時代は目の前まできているんだから、一つの会社でフルタイム勤務は当たり前じゃなくなる。
なので、日本企業は今のうちからもっと多様性のある人材採用に取り組んでいく必要があると思うし、正直こういった危機感を感じていない会社が多いのも事実なので、人材業界がちゃんと教育していく必要があると思います。
本書でも何度も触れていますが、人口減少・高齢化による影響は、これから徐々に進行していきます。しかし、ここにこそ人材業界のビジネスチャンスはあるはずです。
人材業界は大変だけどワクワクもたくさんある
今回は、出版した電子書籍の宣伝だったのに、途中で熱くなってしまい話が脱線してしまいました。
とまぁ、ツラツラと書いてきましたが、人材業界は大変なことばかりで、先行きも決して明るくないけど、社会の課題を背負っているのは間違いない。それだけ、やりがいのある業界です。
今回の電子書籍を通じて、人材業界を目指す人の背中を少しでも押す事ができればこれ幸いです。もしご興味ある方は本書を読んでみてください。(500円でお釣り来ますよ)
「Kindle Unlimited」を契約されている人は、無料なので気になったらダウンロードお願いします。
契約をされていない人は初回30日間は無料で体験できるので、この機会に「電子書籍」を楽しんでみませんか?
さて、電子書籍の第二弾の執筆に取り掛かりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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